1983-10-05 第100回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第2号
○小渕(正)委員 確かに、これは告発されて現在司直によってきちっとその内容が事実かどうかということでしょうけれども、こういった国の行う事業についてはそれぞれの公共職業安定所、特にこれは該当は長崎の江迎公共職業安定所だと思いますが、そういうところでもう少し適切な、何かそういうものに対する行政指導といいますかが事前にできなかったのかどうか。
○小渕(正)委員 確かに、これは告発されて現在司直によってきちっとその内容が事実かどうかということでしょうけれども、こういった国の行う事業についてはそれぞれの公共職業安定所、特にこれは該当は長崎の江迎公共職業安定所だと思いますが、そういうところでもう少し適切な、何かそういうものに対する行政指導といいますかが事前にできなかったのかどうか。
そういう状況でありましたし、また長崎県の江迎病院にしましても約五十人が入院しており、また五十人ぐらいが通院加療しておるという状況でありました。じん肺に経験を積んだ医師あるいは施設を持った病院というものが非常に少ないんではないかと思います。こういう要求、専門病院をつくってほしいという要求が出るのは当然だと思います。
旧北松炭田地帯という長崎県の北の方でありますが、江迎労働基準監督署管内になりますか、五十年末でじん肺に基づく認定が四百人を突破したと。五十年度だけで百人に上っておるということも報道されております。 それから、いまお話のありました全国の窯業地でもふえておると言われております。
これは長崎市の江迎町といいますか、ここの事件でも同じです。そういうような発言があるんです。この辺はやはり私は十分な検討を必要とすると思うんです。
それから集配特定局を調べてみましたところ、全国十人以上の局の十九局の平均が一四五ということでございますが、島根県の掛合局で二三八、長崎県の江迎局が二〇二ということで、集配特定局においても平均より収支率は悪くなっております。
最後の江迎町の問題も、これも何でしょう、医師会からの医者は派遣できない、だからかってにやりなさい、できないから、町長がひざを屈してしまって、医師会に頭を下げて何とかしてくださいということで、ああいう形態になったということを私は聞いておるんです。したがって、公立病院というものは非常に影が薄くなっている。しかも、住民は公立病院に対して非常に信頼感と社会的使命を持っているということを認識している。
○説明員(佐々木喜久治君) ただいまお話しの病院は、長崎県の北松浦郡江迎町の町立病院の問題であろうというふうに考えます。この病院は、昭和二十五年に開設されました一般病院でございまして、救急病院の指定を受けておるのでございます。
○山本伊三郎君 それじゃ、病院に対して自治省がいかに指導が足りないか——指導じゃない、関心が足りないかを一つの例をもって言いますと、財政局長もちょっと個人的に話したことがありますが、長崎県の江迎町ですか、町立病院が設立されているのですが、その中身は町立ではないんですね。建物はちゃんと建てたけれども、条例をつくっちゃって、個人の開業医にそれを委託して、中身は私の病院なんだな。病院は町立病院だ。
○高木説明員 ただいま先生御指摘のボタ山の防災工事でございますけれども、ボタ山の防災工事につきましては当鉱山保安局といたしましては、昭和三十年の佐世保のボタ山による災害あるいは三十七年の七月に発生いたしました江迎炭鉱のボタ山の災害、これらを考えまして、三十七年度から佐賀、長崎の地すべり地帯に集積してございますボタ山の危険状態の実態調査をいたしまして、この調査の結果に基づきまして昭和三十九年度から昨年
まず、北松炭田でございますが、北松炭田について私どもがそういったことをしたほうがいいと思いますのは、御承知の、里山鉱業の国見炭鉱、それから、飯野の松浦、久恒鉱業の楠久、実は江迎も考えておったのですが、江迎は今回閉山になったわけでございます。
具体的な問題として申し上げますけれども、長崎県の江迎でたいへん問題になりました。このことについてあなたは御存じでしょう。それがいまのあなたのお答えのようなことに、実際はなるのかどうか。私がいま指摘したような、締め出すという形になっていないのですか。その点どう思いますか。
すでに江迎でああいう大災害が起こったわけでありますから、むしろこういうものはほかのほうの補助率との均衡ということではなくて、全額国庫でやるべき筋合いのものではないか、こう思うのですが、この点についてどうお考えなのか。
御承知と思いますが、長崎県の江迎でいわゆるボタ山くずれがある。ボタ山くずれは鉱害ではないので、一般災害、いわゆる水による地すべりであるということになって、一般災害としての工事が行なわれた。これによって御承知のとおり二、三億の貴重な国費が使われたという実情にある。
○畑谷政府委員 江迎の地すべりのその後の結果は、ちょっと最近の結果は聞いておりませんけれども、要すれば、経過としては過渡的な問題でございまして、江迎におきましては、非常に大きな雨量のために、そういう地すべりが生じたわけでございます。
○中村(重)分科員 長崎県の北松浦郡江迎の職業安定所に二十三名の失業者の人たちが失業者就労事業の手続をとった。これは旧法に基づいてやったのでありますが、この旧法と新法との切りかえの問題等々から、相当県当局との間あるいは労働省との関係におきましても問題化したという事実があるようであります。その経緯についてお答え願いたいと思います。
しかし、この江迎の問題につてましては、いやしくも国会の予算分科会におきましてただいまのような御発言を直接私が受けたわけでございます。至急に調査をいたしまして、誤った処置があったならば早急に是正さしていこうと思っております。
○有馬政府委員 故意に江迎のケースだけを引き延ばしたというふうには私ども考えておりませんので、ほかの事例につきましてもやはり旧法時代の適格審査手続も二、三カ月かかっているわけです。これは従来から慎重に進めておりましたので、長崎の江迎のケースだけについて故意に引き延ばしをはかったというふうには私ども考えておらないのであります。
長崎県の江迎でボタ山がくずれたことは御記憶のとおりでありますが、あれにどれほどの国費を投じられましたか。ボタ山は非常に危険なのです。そのボタ山がくずれたということになってくると、たいへんな被害が生じてまいりますし、国の負担が大きくなるのですから、これは受益者が何だとか、そういうことでなしに、ともかくそれを除去する、それには国も高率補助をやっていくというような取り組みがなければなりません。
まず、ボタ山災害防止対策でございますが、昭和三十七年の七月に長崎県江迎で地すべりが起こりました。そのときの災害の事例にかんがみまして、こういうような種類の災害を再び繰り返さないということで、佐賀、長崎両県にわたりますボタ山の中で、特に災害発生の危険があります六十五ボタ山につきまして、三十七、三十八に継続して、そのボーリング調査を行なってまいったわけであります。
特に私はあなたのおっしゃったボタ山の鉱害、いつか江迎でしたか、あそこで起きたときにもほんとうに一挙両得の案じゃないかと思って、実は私が、大いにこれは推奨してやっておるのでありますが、遺憾ながら、そこまでいっておらないのは非常に残念に考えておるところであります。
ところがあなたの方の御提案には、附帯決議は全くほおかぶりで、そのときはあまり議論されていなかったボタ山の整備ということだけが、これは江迎のボタ山の問題から出てきたんだと思うのですけれども、新たにそれだけが出てきて、ほかはほうかぶり、こういうことはどうも納得できない。
お話しのとおりですね、災害ワクであれば起債が一〇〇%、一般のものであれば四〇%というようなことになるから、どうしたって災害でやっていただいて、起債のワクをある程度拡大してもらわなくては、町の負担に非常に支障を来たすというのが現在の状況であるから、できるだけすみやかに災害ということに決定し、そうして三分の二の補助金を支出することができるようにし、かつ起債のワクが一〇〇%できるようにして、被害を受けた江迎町
次に、江迎のことについてお伺いしたいと思うのであります。 江迎は、御承知のとおりの激甚災害を受けたのでありますが、まだあれが鉱害か一般災害かということが未決定のために工事の進行に非常に困っているような状況であるのであります。
○説明員(鮎川幸雄君) 江迎の問題につきましては、建設省の問題のみならず、ただいまお話がございましたように、通産省、大蔵省等が関係いたしており、農林省も関係いたすわけでございますが、建設省の立場において私のほうからまずお答えいたしたいと思いますが、ただいままで各省、江迎の災害のときにおきましていろいろ相談いたした状況を申し上げますと、あの災害はいわゆる地すべりの原因によって発生したものである、こういう
○高柳説明員 江迎のボタ山が激甚災害の対象になるかならないかという問題につきまして、先ほど総務長官が一般の例示の中に入るというふうなお答えをしたわけでございますが、先ほど総務長官からお答えがありましたように、激甚災害の基準の指定について実はただいま最終的な結論は出ていないわけでございますので、入るとか入らないとかいうことを申し上げるのは、今日ではやや尚早かと思います。
○高柳説明員 江迎のボタ山の件につきまして今日まで結論が長引いておりましたのは、御承知のように、このボタ山の崩壊が鉱害なりやいなやという点について、いろいろの立場からの議論が行なわれて参ったのであります。
○中村(重)委員 総務長官にお尋ねしますが、その前に高柳主計官にちょっと、今田口委員から御質問になりました江迎のボタ山の災害でお尋ねをしますが、先ほど総務長官の御答弁の中の、江迎のボタ山は含まれておるといった御答弁を、メモで、江迎のボタ山は含まれていないといった連絡を受けたのですが、民間災害はこれはわかるのですが、ボタ山が崩壊したことによって農地が埋没をする、あるいは道路が災害を受けた、こういった場合
○説明員(川本宗生君) このたびの地すべりを起こしました江迎鉱業所のボタ山につきましては、鉱山保安法の適用があるボタ山でございます。
○田中一君 そうすると、江迎町の潜竜はだれのものですか。それは鉱山保安法に該当する山なのか、あるいはそうでない山なのか。
○説明員(山内一郎君) 江迎町のボタ山崩壊による災害復旧につきまして、それが公共土木の国庫負担法による事業か、あるいは鉱害復旧事業によるべきであるか、非常にその判定がむずかしいのでございますが、鉱害復旧事業であるかどうかということは、これは通産省の所管でございますので、よく検討されて判定をお願いしたいと思っております。
次に、長崎県下では、佐世保市におきまして、旧軍用財産の処理状況、基地交付金の問題、米軍から返還を受けた崎辺地区の処理の問題、佐世保国立工業専門学校の設置に伴う地元負担の問題など、また諌早地区では、長崎干拓、諌早干拓の問題など、最後に、長崎県庁におきましては、社会福祉施策を中心とした県財政問題、為石漁港の補助工事問題、検査報告二〇八号の問題、江迎地区等の豪雨災害と福江の大火災の問題などにつきまして調査
一つのボタ山、江迎でくずれたボタ山をどうするかというだけでも実は大へんなことなんです。そして、これはえらい金がかかることで、産炭地事業団は多々ますます弁ずで、これを産炭地振興でやれればけっこうですけれども、実際問題としましては、今の団長のお考えは非常にけっこうなんですが、私は現実的にはむずかしいと思う。一部分はできるけれども、ボタ山の根本対策にはならない。
江迎のごとき、一たび崩壊すると何億円という復旧費が要るのであって、このボタ山の整理と臨海地帯の造成とを結びつけて、そしてこの労働力を使ってやる、そしてそこに思い切った企業の分散をして工場を持ってくる、そういうことが計画的に行なわるべきじゃないか。北松と伊万里と一体にしまして、一つボタ山の整理と臨海地帯をやっていく。これはやはり五年ぐらいかかりましょうが、大規模にやる。
それから、ボタ山の対策につきまして、これは江迎等でございました惨事をまた繰り返さないようにするためにも、また産炭地振興の点からも、これが結びついていくことは非常に私ども賛成でありますけれども、問題は、従来許されておりましたボタ山の基準を相当厳格にこれからある程度やっていくということに結果的にはなりますので、うっかりすると、このボタ山対策を全額国でやるということになれば別でありますけれども、石炭企業がかなりの
第三は、河川関係の災害が大きく、至るところで破堤し、佐賀県塩田町では、大きなコンクリート橋も流失したのでありますが、このほか、土砂崩壊や地すべりが多く発生しており、また地すべりの危険に瀕するに至った個所が多く発生したことも一つの特徴でありまして、中でも佐賀県太良町大浦における地すべりや、長崎県江迎町のボタ山崩壊は、市街地岳土砂が流失し、河川を締め切ったため非常に大きな被害を出しておるのであります。
○説明員(鮎川幸雄君) まず江迎のボタ山崩壊による災害復旧の状態から先に申し上げたいと思いますが、江迎のボタ山の崩壊によりまして、国道その他がやられたわけでございますが、国道や国鉄の線路、それから江迎川と野田川の応急復旧工事は完了いたしまして、引き続きまして江迎川のつけかえ工事を着工いたしまして、年度内に完了する予定でございます。